根拠のある判断基準 [投資の基礎知識]

投資を行う際には必ず重要な判断を行わなければなりません。裁量トレードは判断の連続ですし、自動売買においても運用開始と運用停止の判断をしなければなりません。


投資で感覚的な判断を行うと、まず間違いなく損をします。だから、根拠のある判断を行う必要があるのです。


最も簡単な判断の根拠の例は確率を考えることです。


例えば、勝率60%の売買法があったとして、10連敗する確率は0.6の10乗を計算すればよいですね。表計算ソフトや電卓で簡単に計算できます。


0.6の10乗 = 0.6%


そして、この確率に見合うリスクの大きさは何なのか?ということです。


私だったら、破産する確率が0.6%もあるのはイヤですが、資金の30%を失うのが0.6%ならOKです。そうしたら、10連敗しても資金の30%以内の損失に納まるように、1回の投入資金や損切りのレベルを決めます。


いつでも、このように判断できるとは限りませんが、可能な限り根拠のある判断を行う事が重要なのです。


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