リスクとリターンとバイナリーオプション [投資の基礎知識]
一般論として、投資で大きなリターンを望むのであれば、それに応じて大きなリスクを覚悟しなければならないことになっています。
バイナリーオプションは少ない資金や小さなリスクで始められますが、その場合の利益はわずかなものにしかなりません。バイナリーオプションでも、リスクとリターンの相関関係が成り立っているのです。
ただし、これは１取引で見た場合の話です。１取引のリスクを低く抑えたまま、取引の回数を増やすことによってトータルの利益を増やすことは可能です。
人手で取引数を増やすということは、労働をするということです。つまり、ギャンブル的な要素を小さくするために労働をしているようなものです。
もう１つの取引数を増やす方法は自動売買システムを使うことです。最近、バイナリーオプションの自動売買システムがちらほら出てきましたが、全体としてまだ少ないのが現状です。
バイナリーオプションというジャンル [投資の基礎知識]
昨年一気に有名になった感のあるジャンルが、バイナリーオプションです。
相場が判定時刻までに「上がる」のか、それとも「下がる」のかを当てるだけの「くじ」のような投資種目です。
実際、FXや株式投資などとは異なって、締切時刻前に「上がる」か「下がる」にいくら賭けるかをインプットすれば、やるべき事はそれでおしまいです。あとは、「アタリ」なのか「ハズレ」なのか、発表を待つだけで、まさに「くじ」感覚です。
賭けるお金も100円から可能な業者があるくらいで、かなり気楽に始める事ができます。
このお手軽感とルールのシンプルさが個人投資家に受けているんですね。FX並みに流行るとの観測もあります。今ならまだ実践者が少ないので、チャンスかもしれません。
バイナリーオプションを始めるには、シグナル発生ツールを利用するのが一般的だと思いますが、例えば、
というツールがあります。FXで有名なカリスマ、山根亜希子が開発したツールです。
優れた投資法の再現 [投資の基礎知識]
「優れた投資法を真似れば儲けられるはず」と、多くの人が思います。しかし、なかなか儲けられません。その理由は、
① 優れた投資法自体がなかなか無い
② その投資法を再現できない
③ その投資法が自分に合わない
といったところでしょう。
②は裁量判断があるためです。売買ルールに曖昧な部分があると裁量判断が必要になりますが、そこの部分が重要なポイントだったりします。
③は、生活リズムや性格、得手・不得手などの関係で、優れた投資法であっても実践できない人がいる、ということです。例えば、瞬間的な判断が苦手な人には、スキャルピングは向いていませんね。
これらのことを考えると、「優れた投資法を再現して儲けられる」のは自動売買ということになります。
ただ、自動売買に関しては、システムの優位性や現在の状態（機能しているかどうか）を見抜く目が必要です。
不用意に損をしないこと [投資の基礎知識]
私も個人投資家としてトレードを行い、かなりの資金を失った経験があります。だから、偉そうなことは言えないのですが・・・
とにかく、不用意に損をしないこと。
これが投資では非常に重要です。
さんざん損をしてから気付いたのですが、損を取り返すのはタイヘンです。しかも、損失率が上がるにつれて急速にタイヘンになっていきます。
ちょっと考えれば直ぐにわかる話なんですが・・・
資金の50%を失ったら、資金を基に戻すには100%の利益が必要です。
50%の利益じゃないんですよ！
資金の60%を失ったら、資金を基に戻すには150%の利益が必要なんです。
損をしたら資金が減っているわけだから、損失率よりも大きな利益率がないと、もとに戻らないのです。
損切りできずにズルズル含み損が増えていく状況がいかに“罪深い”か、わかりますよね。
